2023年に読んだ本について

今年ももうじき終わるので、読んでいった本について振り返ってみることにした。

全部を上げることは難しいが、以下の分野で絞ってまとめることにした

 1. 中央アジア関連

 2.Python関連

中央アジア関連

今年の秋に中央アジアの国々を旅行した。旅行前にある程度その国の文化や歴史を知っておくと、 観光中も飽きないと思ったので、関連する書籍を読んだ

中央ユーラシア文化事典

中央ユーラシアとは「モンゴル高原から黒海カスピ海に挟まれたコーカサスチベット高原に至る広大な地域」を指し、中央アジアを含むより広い概念である。 本書は800ページ以上あるものの、内容は非常に充実して面白くて今年中になんとか読破することができた。 ただ雄一の欠点としては値段が2万円以上と非常に高額な点である。 中央アジアを含めてこの辺の歴史や文化に興味がある人は買っても損はないかと。

値段がそこそこで参考になった他の書籍はエリア・スタディーズの本。 2010年刊行で少し古い

中央アジアはロシア語が英語よりも通じるとのことなので、最小限のロシア語の勉強をした。 この本はキリル文字の発音から扱ってくれたので、初学者向きにちょうどよかった。

Python関連

今までR言語C#などを中心に使っていたが、Pythonは今年に入って勉強した。 インプットとして使った本はこちら。

こちらは写経で使った本。数学的な知識は微分や勾配降下法などの最小限だけいいので、数学の箇所に躓かずにPyTorchを使った深層学習の実装の流れを一気に抑えることができた。

書籍以外でもpandasのドキュメントをいくつか読んだり、Chat GPTにR言語でのコードをPythonに翻訳させたりするのも学習には役立った。

コードのアウトプット力を上げたかったので、なんとか時間を作ってKaggleのコンペにも参加してみた。 コンペではこの本の中身は非常に役立った。